勘違いだらけの英語検定選び。各主要英語検定試験の世界規模のシェアと特徴

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勘違いだらけの英語検定選び。各主要英語検定試験の世界規模のシェアと特徴

勘違いだらけの英語検定選び。各英語検定試験の目的に合った選び方

 

世間(日本国内)では英語への関心が高まる一方です、ますます重視されている英語検定試験の代表格がTOEICTOEFL英検

 

しかし、これら認知度の高い【TOEIC】・【TOEFL】・【英検】以外(海外)に目を向けると、ほかにも英語力を測る検定や資格の数は約70以上もあり、何を選べばいいのか分からないのが実状ではないでしょうか。

 

そもそも、国内で実施されている英語の検定は世界各国で実施されているものが多く、TOEICやTOEFLはその代表例。

 

しかし世界中どこでもパスポート代わりに通用するかというと、話は別になります。

 

 

たとえば、かなりショックな話ですがTOEIC受験者は全体の約8〜9割を日本人と韓国人が占め、ヨーロッパでは認知度が低く、英語能力を示す検定としてはほとんど認められていません。

 

同様にアメリカで主流のTOEFLも、TOEICと比べると日本での盛り上がりはイマイチ。

 

そのため英語の検定は「ひとつのスコアだけを極めれば万国共通」というものではなく、国によって社会的価値や効力が変わってくるものです。

 

そういった点も、英語の検定選びを難しくする一因となっています。

 

 

これらを踏まえ、以下では出題方式や特色によっておおまかに各試験の立ち位置を記しました。

 

それぞれが自分に合った英語検定試験を選べるように、代表的な英語検定からスピーキングテストのみの試験やニッチなテストまで、幅広くピックアップして紹介していますので参考にしてみてください。

 

主な国内外の英語検定・資格の分布チャート

 

リーディング・リスニング(読み・聞く)に強い

ビジネス向け
日商ビジネス英語検定
STEP BULATS
WORDエンジン
ビジネス通訳検定

 

 

アカデミック向け
TOEIC

 

 

 

 

 


全てのバランスで中間に位置する

英検

(級ごとに試験内容が変わってくることに由来する。3級以上からスピーキングテストがあり、上級になるほどビジネスに特化する傾向があるため)

 

 

ライティング・スピーキング(書く・話す)に強い

ビジネス向け
TSST
VERSANT
CASEC
IELTS
GTEC
国連英検
アカデミック向け
TOEIC S/W
TOEFL
ケンブリッジ英検
PTE

 

 


※各項目はその傾向が強いものを上から順番に記載してあります(たとえば、ライティング・スピーキングに強く、ビジネス向けな試験ではTSSTが特にその傾向が強いといった具合です。)

 

 

「読む」・「聞く」・「書く」・「話す」問われる技能は各英語検定で異なる

 

上記の一覧表のとおり、とくに勘違いされがちなのが各検定の特色です。

 

TOEICは若干のビジネス色が含まれているが、「高度なビジネス英語が試される」テストと考えるのは実は間違い。

 

 

一方で、STEP BURLATSや日商ビジネス英語検定などはビジネスシーンに特化した出題内容で、他の英語検定とはまったく試験対策やスコアの意味も変わってきます。

 

 

このようにひとくちに英語検定といっても、試される技能や問い方はさまざま。

 

検定選びは「何を目的に試験を受けるのか」をまず明確にしておき、その後どういった内容が、どのようにして問われるのかをあらかじめチェックしておくことが重要です。

 

 

TOEICは日本と韓国だけの(+台湾)ローカル検定?

 

主要な英語検定のグローバル状況一覧

 

実用英語技能検定(英検)圏
日本

 

TOEIC
日本
韓国

 

TOEFL
アメリカ
カナダ
日本
イギリス
ドイツ

 

ケンブリッジ英語検定
イギリス
アメリカ

 

CEFR
ドイツ
フランス
イギリス
イタリア

 

IELTS
イギリス
カナダ
オーストラリア

 

 

日本では大変な人気のTOEICも、世界的な規模でみれば、ケンブリッジ英検やTOEFLの影に隠れているのが実状。

 

留学や海外出張時に通用する英語検定は別の選択肢になりそうですね。

 

 

目的にかなった英語力を身につけるためにも、参考書を購入する前に、世界的な視点から見た各英語検定試験の実態をあらかじめ把握しておきましょう。

 

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