語彙力比較一覧表。各主要英語検定試験に必要な語彙数(英単語数)の比較と目安

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各主要英語検定試験に必要な語彙数(英単語数)の比較と目安

英検１級やTOEFL iBT・TOEICテスト・ケンブリッジ英検C2レベル・TOEIC Bridgeの必要語彙数(英単語数)を一覧表にしてみました。

合わせてTIMEやNewsweek・NHKビジネス英会話・CNN News・ABC Newsの各メディアや媒体、さらに映画「タイタニック」や「クレーマークレーマー」等の必要語彙数(英単語数)も載せてありますのでどうぞ参考にしてください。

各英語検定試験の語彙力比較一覧表

英検１級	必要語彙数(英単語数)約８２００語
TIME	必要語彙数(英単語数)約６５００語
Newsweek	必要語彙数(英単語数)約６２００語
英検準一級	必要語彙数(英単語数)約６０００語
TOEFL iBT	必要語彙数(英単語数)約６１００語
NHKビジネス英会話	必要語彙数(英単語数)約５４００語
CNN News	必要語彙数(英単語数)約５１００語
ケンブリッジ英検C2レベル	必要語彙数(英単語数)約５０００語
ABC News	必要語彙数(英単語数)約５０００語
TOEICテスト	必要語彙数(英単語数)約３７００語
映画タイタニック	必要語彙数(英単語数)約３６００語
中学+高校の英語	必要語彙数(英単語数)約３０００語
英検２級TOEIC Bridge	必要語彙数(英単語数)約２８００語
TOEIC Bridge	必要語彙数(英単語数)約２４００語
映画クレーマークレーマー	必要語彙数(英単語数)約２１００語

なぜこれだけの語彙力(語彙数)の差があるのか

上記の表からわかるとおり、TOEICの最高得点獲得に必要な語彙数(英単語数)は英検一級の場合の半分にも満たないという、驚きの事実があります。

英検の場合、英検５級から１級までじつに７つも級分けされており、上級になるほど政治や社会情勢などの教養的な内容が問われるため必要になる語彙数(英単語数)必然的に増えていきます。
しかし、TOEICの試験の場合、初心者も高得点の上級者もまったく同じ試験問題を受験するため出題範囲やジャンルが狭い、また、通常スピーキング・ライティングの試験が無い、といった特徴があります。

結果TOEICは英検やTOEFL・ケンブリッジ英検などよりもはるかに必要語彙数(英単語数)が少ないのです。

また、ＴＯＥｌＣの試験では、リスニングとリーディングだけが必要なため、ハイスコアを記録していても、英会話や文書作成が苦手だという人が案外いるものです。

また、仕事や日常的な会話は得意でも、アカデミックなトピックはどうも、という人もいます。

それでは、TOEICはせっかく受験しても役にたたないのでは？と思われる方もいることでしょう。

だが逆に、TOEICは日本国内に限っていえば英語力の証明として絶大な力があるのも事実です。

TOEICだけでなくスピーキングやライティングのように自分から発信する能力を重視した検定・資格(たとえばTOEICS/Wなど)をプラスすることによって、総合的で実践的な英語力を身につけた証しになるでしょう。

総合的な語学力を測るなら、実用英語技能検定やケンブリッジ英検が最もオーソドックスな選択ではあります。

ビジネス英語のスキルをさらに上げたい人は、GTECやSTEP BULATSを選ぶのも手です。

どちらもビジネス英語に特化した試験です。

他にも日商ビジネス英語検定などは、筆記に特化した検定。

GITELPや国連英検は、実践的な語学力だけでなく、コミュニケーション能力や教養力も問われます。

このように数多くあるこうした検定や資格試験には、それぞれその目的や試験内容に大きな違いがあります。

最終的な目的はしっかりした語学力を身につけることである、というのは誰しも同じだとは思います。

ただ、受ける試験によって必要になる語彙力(英単語数)またはその語彙のジャンル、はたまた基本的な勉強方法まで違うのだ、ということは知っておいてください

せっかく始めた英語学習、できることなら極力無駄を省いて効率的に英語を極めていきたいですね。

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