英語の格言! 何もしないでいることは悪をなしていることである。
今回はこちらの英語の格言のご紹介。
Doing nothing is doing ill.
(何もしないでいることは悪をなしていることである)
この英語の格言に対応する日本の格言として、たいていの辞典は
『小人閉居して不善を為す』を挙げています。
実際これ以外に近い意味のものは無いようですが、
この日英の格言の持つ意味には相当のズレがあります。
『小人閉居して不善を為す』というのは本来中国の格言ですが、
「小人物は暇でいると、とかく良くないことをしでかす」という意味になります。
しかし英語の格言の場合には doing nothing = doing ill なのですから、
「何もしないでぶらぶらしていることは、もうそれだけで悪をなしていることになる」
という意味なのです。
もう少し深く掘り下げれば、
「人間はこの世に生まれてきた限り、世のため人のために積極的に善をなす
義務が(神に対して)あるのである。」
といった意味合いになるでしょう。
この他にも、怠惰をいましめる英語の格言は多くあります。
以下に載せておきます。
An idle brain is the devil's shop.
(暇な頭は悪魔の仕事場である。{この方が『小人閉居して不善を為す』に近い})
Idleness begets lust.
(怠惰は煩悩を生む)
Idleness is the mother (root) of all evil.
(怠惰は諸悪の根源である)
それではまた。
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