TOEICテストはあなたの本当のスコア(点数)は2回目にわかります。
TOEICテストは、2時問で200問に答える試験
です。
このうちリスニングセクションが45分間で100問、
リーディングセクションが75分間で100問です。
リスニングとリーディングの途中に休憩時間はな
く、集中力と体力も要求されるテストです。
したがって、問題構成と形式に十分に慣れてい
ないと、実力より低いスコアが出ることになりま
す。
こうしたことに全く慣れていない人がTOEICを
受験し、何も準備しない状態で2週間後に
TOEICを再受験すると、平均で1回目400点
だった人は2回目490点。
1回目500点の人は、2回日578点まで上昇
したというデータがあります。
同様に、600点の人は665点、700点の人は
752点です。
これは早稲田大学の三枝幸夫教授の調査
です。
200〜300点台の人の中には、300点以上も
変化した人もいました。
TOEICテストを初めて受験する人はココに注意!
つまり、問題形式に慣れていない人は、英語
の実力が低い人ほどパニックになり、解答どころ
ではない状況になるわけです。
初めて受験する人は、TOEICテストの練習
問題を解いて慣れておくことと、あまり間を空
けずにTOEICを2回受験することが大切です。
こうすることで、実力が正確に反映されたスコア
(点数)を得ることができます。
これを、プラクティス・イフェクト(Practice Effect)
と呼んでいます。
ところが、これを誤解する人がいます。
TOEIC学習初心者プラクティス・イフェクトの罠
「はじめて受けたTOEICが300点。TOEICの練習
問題をたくさん解いたら、400点になりました。その後
も、どんどん練習問題を解いていますが、スコアが伸
びず悩んでいます」
と落ちこんだりする人がいます。
これが、「プラクティス・イフェクトの罠」です。
つまり、2回目受験のスコアアップは、問題構成と
形式に慣れたことによるものだったのです。
TOEIC受験はマラソンに似ている?
残念ながら、TOEICテストのスコアアップに有効な
対策は、問題構成と形式に慣れることと、実力を
つけることしかありません。
これは、マラソンのレースに似ています。
コースをよく知らなければ、実力より遅いタイムになる
でしょう。
しかし、コースに慣れたら、あとは実力を養成するトレ
ーニングを行うしかないのです。
回題構成と形式に慣れるためには、早めにTOEICを
2回受けることが大切です。
回じマラソンコースを2回走れば、コースに十分に慣れ
ることができるわけですから。
そのあとに、いよいよ実力養成トレーニングに入りましょ
う。
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