「国連の英語」を目指そう。最低限の意思疎ができる程度の英語をマスター

標準米語(ネイティブ)よりも「国連の英語」を目指そう。

標準米語(ネイティブ)よりも「国連の英語」を目指そう。

標準米語は、世界の英語のなかの少数派です。

 

 

よく考えてみると、現在日本人が理想としている

 

英語とは、世界に3億5000万人くらいいるといわ

 

れる英語を母語とする人たちのなかの、アメリカ

 

合衆国、それも、中西部からカリフォルニア西海

 

岸あたりと東海岸の一部に住む裕福な大々たち

 

が話す「標準米語」という英語です。

 

 

 

これは、英語を母語とする人のうち、ほんの数パー

 

セントの人たちだけが話す言葉なのです。

 

 

 

当のアメリカでもこの「標準米語」を話している人

 

は小数派です。

 

 

 

多くの日本人が「ネイティブスピーカーの英語」と

 

いって必死になって学んでいるのは、そういう英語

 

です。

 

 

 

でも、世界を見わたせば、インド人もシンガポール

 

人もオーストラリア人も、英語を公用語として使っ

 

ています。

 

 

 

また、あなたが英語で会話をする相手は、もしか

 

すると英語を母語とするネイティブスピーカーよりも、

 

中国人や韓国人のような非英語圈に住むノンネ

 

イティブのほうがはるかに多いかもしれません。

 

 

 

非英語圈に旅行に行った際でも、やはり現地の人

 

との会話は英語が中心になります。

 

 

 

「国連の英語」を目指そう

 

そう考えると、ネイティブなみの高度なにまわしで

 

悩むよりも、最低限の意思疎ができる程度の英

 

語をマスターするほうがはるかに重要なことだと考

 

えられます。

 

 

 

そこで、みなさんに目指してほしいのは、国際連合

 

で使われているような英語です。

 

 

 

国連で交わされる言葉は大半が英語です。

 

 

 

しかし、そこで働く人たちの大半は英語を母語とし

 

ない人たちです。

 

 

 

そのため、そこで求められるのは、「気の利いた言

 

いまわし」ではなく、「確実に通じる英語」です。

 

 

 

つまり、内容は理路整然としているものの、難し

 

い単語はほとんど使わず、発音も「標準米語」

 

のものではありません。

 

 

 

ときに文法のまちがいもあります。

 

 

 

そうした「国連の英語」を使ってそこに集まる人

 

たちは会話し、十分にコミュニケーションをとり、

 

それぞれの意見を主張し合っているのです。

 

 

 

これから英語学習する場合、少数派の「標準

 

米語」の英語だけを追い求めるのではなく、こ

 

うした「国連の英語」を目指して勉強していくべ

 

きだと思います。

 

 

 

日本人が「ネイティブスピーカー」の英語として

 

あこがれる、気の利いた言いまわしを含んだ

 

英語は、全世界的に見れば、

 

 

  「アメリカに住む一部の人々の方言」

 

 

のようなものなのです。

 

 

 

 

 

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