マークシート方式のTOEICテストで実力を知るには全てマークする
TOEICテストはマークシート方式ですが、
選択肢のAだけ、Bだけ、Cだけを選んでいくと
TOEICテストで、何点取れるでしょう。
問題は四肢択一か三肢択一ですので、最低でも
25%の正解率となります。
したがって、250点ぐらいは取れると思われるかもし
れません。
しかし、問題の公開されている第1回〜第3回の
公開テストの問題を調べてみたら、どの選択肢を
選んでも、150点前後しか取れないことがわかりま
した。
これは、正答数(素点)×5点というように、単純に
TOEICスコアが算出されているわけではなく、テスト
フォームごとに作成された換算表によって、素点を
スコアに換算していることによります。
つまり、TOEICでは、わからないものも、あてずっぽう
にマークしたものも含めて、全てマークされた状態で、
実力が反映されたスコアが出るように設計されている
ということです。
2000年度のTOEIC IP (団体特別受験制度)で、
140点未満の人は、2,534人(0.51%)でした。
これらの人は、リスニングセクションのナチュラルスピード
の英語にパニックになってしまい、解答するのをやめてし
まったか、リーディングセクションの問題をやり残し、全問
題をマークしない状態で提出したなどの理由によるもの
と思われます。
TOEICテストは、間違った解答にマークしても減点され
ることはありません。
逆に、マークしていない部分があると、実力より低いスコア
となります。
やり残した問題も含めて、必ず全ての解答欄にマークして
から提出するようにしてください。
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