TOEFLとは海外のさまざまな大学や教育機関への入学が可能になるばかりか、国内外の就職活動を有利に展開できるようになる試験です。

【TOEFLとは】TOEFLとはこんなテスト

【TOEFLとは】TOEFLとITPテストの概略

TOEFLとは?

 

TOEFLテスト(Test of English as a ForeignLanguage)とは、主に北米の大学で学ぼうとする、「英語を母国語としない人」を対象に実施される英語能力試験のことです。

 

この試験は、アメリカの公共教育機関であるETS (Educational Testing Service)によって運営されています。

 

 

現在では、世界約180ヶ国(4500ヶ所以上のテスト会場)年間約100万人以上が受験する規模になっています。

 

165ヶ国、8500以上の大学・短大・団体等がTOEFLスコアを英語能力の証明として採用。

 

 

また、試験は主にインターネット上で受験するTOEFLR iBT (internet-Based Testing)という方式で実施され、日本では2006年7月より導入されています。

 

 

 

TOEFLの概要

 

 

TOEFLとは英語圈の大学に入学を希望する留学生の英語力を0-120点のスコアで測定する試験で、世界的に認知されたいわば「世界標準」のテストです。

 

高いTOEFL得点があれば、海外のさまざまな教育機関への入学が可能になるばかりか、海外での企業研修やボランティア活動、国内外の就職活動を有利に展開できます。

 

TOEFLは長らく紙媒体を用いて Listening, Grammar, Reading力を測定するPBT (Paper Based TOEFL)が行われてきました。

 

2000年より、 Writingテストの必須化とともに、コンピュータを用いて受験するCBT (Computer Based TOEFL)に改編され、さらに2005年には、Speakingテストの必須化とインターネットに接続したコンピュータを持つテストセンターで実施されるiBT (Internet Based TOEFL )が始まりました.。

 

 

PBT, CBT, iBTはそれぞれ異なる得点尺度を利用しているので、テスト間での得点換算表が公表されています。

 

 

国内では, 2000年より中断されていて、すでに過去のものとなった感のあるPBTですが、日本では根強い人気がありました。

 

現実に2007年には、受験者からの強い要望に基づき、日本と韓国のみの特別措置として、 PBTが復活しましたが、残念ながら2012年5月を最後に現在は実施されていません。

 

 

TOEFL ITP テストとは?

 

 

日本国内の多くの大学が英語科目の能力別クラス編成や単位認定の際にTOEFL ITP (Institutional Testing Program)と呼ばれ、試験実施を教育機関に委託する、 PBTの過去問題を用いたTOEFLを実施しています。

 

 

大学生協の中には組合員に対しTOEFL ITP テストを年に数回実施しているものもあります。(詳細は,全国大学生協連ウェブサイト等を参照してください。)

 

 

TOEFL ITP テストの種類

 

大学や専門学校,大学生協で実施されるITPには以下の2種類があります。

 

Leve1 TOEFL

 

試験時間は約H5分,最低310点から最高677点の得点範囲.正規PBTと同一の環境で実施される.

 

 

Level 2 Pre-TOEFL

 

PBTの過去問題を使用するが,試験時間が約70分と短く、最低200点から最高500点の得点範囲を持つ。

 

 

試験時間や得点範囲は異なるものの,、310点から499点の範囲であれば Level 2の得点であってもそのままでLeve 1すなわちPBTと同一のものとみなされます. 309点以下や500点
の場合には, PBT得点との互換性はありません.

 

 

TOEFL ITP (Institutional Testing Program)を積極的に受験しよう

 

今でも TOEFL ITP テストがこのように支持されrる理由には何と言っても受験のしやすさが挙げられます。

 

それは、

 

第一に受験料

 

現在、TOEFL iBTの受験には225米ドル(日本円で約23,000円と意外と高い!)かかりますが、大学生協主催TOEFL iTPでは約3,300円で受験できます。

 

第二に学習のしやすさ。

 

試験からSpeakingやWritingテストを除外できるので、学習範囲が少なくて済みます。

 

 

年に数回ITPを受験し、 Listening, Grammar, Reading力を養成し、並行してiBTのSpeakingやWriting対策を行い,最終的にiBTを受験する、というのは,英語圈に留学を希望する人にとっては、極めて現実的なTOEFLの学習法です。

 

 

またたとえ留学する希望を持っていなくても、TOEFL学習を通じて分野にとらわれない幅広い英語力が養成できます。

 

 

 

 

 

 

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